(昭和14年 旧制大阪商科大学高等商業部 応援歌)
篠田恭一 作詞
居林一雄 作曲
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出典: 『大阪商科大学愛唱歌集』 (有恒会 編、1990年)などを参考にしています。
作詞者 篠田恭一(しのだ・きょういち)氏は 昭和14年 [1939年] 商大高等商業部入学、昭和16年 [1941年] 12月同校繰上卒業(戦時措置による)。
氏はこの『白雲踊る』のほかにも クラス歌『緑園歌(SIIBの歌)』(昭和15年)、応援歌『山水けぶる(動く都の)』(昭和15年)、新制市大応援歌『白銀の翼』(平成2年)の作詞を手がけています。現在もご存命かもしれません。作曲者 居林一雄(いばやし・かずお)氏は昭和13年 [1938年] 商大高等商業部入学、昭和16年 [1941年] 3月同校卒業。翌昭和17年 [1942年] 12月23日逝去(おそらく戦死)。
ですから、曲の著作権は消滅していますが、詞の方の著作権は存続しています。 JASRACの管理楽曲ではないようですが、問題がございましたら、投稿フォーム よりご意見ください。直ちにネット上から削除いたします。
この歌はあまり知られなかった歌のようです。『有恒会百年史』や『日本寮歌集』にも載っていません。
旧制時代の歌には珍しく、長調の明るい歌です。"緑の..." - この翌年、2年生のときのクラスは 「緑園会」 を名乗っていました。
"生駒(いこま)" - 大阪府と奈良県の間にそびえる山地。今でも、よく晴れた日には、大阪の東の地平線上に雄大な姿を見せます。