( 昭和11年 旧制大阪商科大学予科 柔道部逍遥歌 )
芦田英三 作詞
<壱> |
<弐> | |
<参> |
<四> | |
<五> |
出典: 『日本寮歌集』(日本寮歌振興会 編、1992年版)などを参考にしています。
なお、漢字表記・振り仮名は現代のものに改めてあります。
作詞者 芦田英三氏は当時の柔道部員で、昭和16年 [1941年] 後期商大卒業。昭和62年 [1987年] 死去。ですから、詞の著作権はまだ存続していると考えられます。ただし、JASRACの管理楽曲ではありません。 抗議・ご意見はこちらへ。
なお、曲の方の作者は不明です。当時一般に知られていた曲に歌詞を付けたとも考えられます。
"あきつの島" - 日本の美称。
"鼕(とう)" - 鼓の鳴る音。「鼕鳴る」のここでの主語は、「魂太鼓」。
"鴻毛(こうもう)" - 大きな鳥の羽毛。非常に軽いもののたとえです。
"橄欖(かんらん)" - オリーブ。
"チベル" - ローマの川の名前。現在のテベレ川。
"澪標(みおつくし)" - 大阪市章。旧制大阪商大の校章に取り入れられていました。 現在の新制大阪市立大学の校章も、旧制の校章をベースにしたもので、澪標が入っています。
"茅渟(ちぬ)の海" - 大阪湾の美称。
"須臾(しゅゆ)の間" - ほんのわずかの時間。
"戎衣(じゅうい)" - 戦いの際着る服。戦闘服。「白き戎衣」 は柔道着を指しています。