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<壱> 芳葩爛漫月おぼろ 胡蝶の舞をしのびつゝ 人や南柯に迷ふとも 勇飛の壮図胸にしめ 天にかくるゝ城南の 健児の意気を君見ずや
<弐> 男児一度意を决し 成さば成らざることやある 毀誉褒貶をよそにして 清き貴き使命あり 我等立たずば東洋の 高業萎靡を如何にせん
<参> 朔風荒み郊外は 寂寥の気に満つるとき 堂を揺ぐや四股の響 若き男子の血はわきて 鉄腕扼し咆哮す 我城南の健男児
出典: 『大阪高商歌集 第一輯』(村山元著、1921年)。 漢字表記のみ、現代のものに改めてあります。
明らかに誤植と思われる箇所も、そのまま掲げておきます。 なお、芳葩爛漫の 「漫」 は、熳(火 + 曼) となっています。
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