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※ このページでの 「現行」・「現在」 は 1984年版歌集が基準です。
野次馬する頁表紙 > 2. 1984年版歌集各曲解説 > 2-2-A. 歌詞・曲ともに 1928年版まで遡る歌 > 61番の歌
1984年版歌集で初登場したように思われていますが、実は 1928年版歌集にすでに載せられていた古い歌です。 1966年版歌集では なぜか削除されていました。
元々は 3節まである歌詞で、第1節はエジプトのファラオ、第2節ではアッシリアの王 (センナケリブ)、第3節は諸国の集まりが悪役です。1984年版では、第2節のアッシリア編が削除され、第1節の悪役も諸国の王たちに変えられています。悪役たちはいずれも、唯一の主 エホバに懲らしめられます(笑)。
メロディーは、1928年版・1944年版のものは 1984年版と多少異なります。1950年版と 1984年版はほぼ同じメロディーです。
Wikia.com 上の 「Watchtower Classic Library」 によれば、1928年版の日本語訳歌詞は、機関誌 『灯台』 1930年7月号に 『我はエホバなり』 として掲載されていました。1984年版の歌詞とはかなり異なりますが、第1節・第3節については、あまり変わらない内容が歌われています。
ちなみに、2009年発行の新歌集には引き継がれませんでしたが、74番の歌 『エホバの喜び』 の Chorus (リフレイン) 部分にメロディーの一部が利用されています。
注釈: なぜ 1966年版では削除されたのでしょう。悪役である 「諸国の集まり」 は、元々は国際連盟を念頭に置いていたのでしょうが、現在は国際連合あたりでしょうね。某教団はしかし、国際連合に協力する NGO だったことが暴露されています。
1928年版 335番 「I Am Jehovah! (仮訳:我はヱホバなり)」 | ||
1944年版 28番 「I Am Jehovah! (仮訳:我はヱホバなり)」 | ||
1950年版 25番 「I Am Jehovah! (仮訳:わたしはエホバである)」 | ||
1966年版 には載っていません |
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1984年版 61番 「"I Am Jehovah"! (『わたしはエホバである』)」 | 英詞:Watchtower Online Library(直リンク) |
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2009年版 74番 「The Joy of Jehovah (エホバの喜び)」 | 歌詞は別の内容。Chorus (リフレイン) 部分のメロディーに再利用。 |
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英詞:Watchtower Online Library(直リンク) |
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2016年版 110番 「"The Joy of Jehovah" (『エホバからの喜び』)」 | 歌詞は別の内容。Chorus (リフレイン) 部分のメロディーに再利用。 |
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英詞:Watchtower Online Library(直リンク) |