(昭和15年 旧制大阪商科大学 応援歌)
篠田恭一 作詞
林雄一郎 作曲
[ 現在の歌詞はこちら ]
<壱> |
<弐> |
<参> | ||
<四> |
<伍> |
<六> |
出典: 『有恒会百年史』(有恒会、1990年)によっています。
振り仮名は現代仮名遣いによります。
著作権上の理由により、曲は掲載しておりません。
ご覧の通り、同じ作詞者による『緑園歌(SIIBの歌)』の歌詞が元になっています。
上の歌詞のうち、4番の 「いま永遠の星散りて」 は発表されてすぐ 「いま永遠の月散りて」 に改めさせられたとのこと。「星」は帝国陸軍の紋章であったため、「散る」などもってのほか、ということだったそうです。
なお、原作者の篠田氏は、現行の詞について、
「現在歌われている歌詞は原詞に戻すと混乱を来すでしょうし、かえって現在の方が良くなっているのですから、このまま歌いつづけていただくのがよろしいと考えています」(『有恒会百年史』P.477 より引用)
と書いておられますから、上掲の歌詞で歌うことはもうないのではないかと思われます。【元歌 『緑園歌』 との対応】 山:山水けぶる 緑:緑園歌
『山』 1番 ← オリジナル
『山』 2番 ← 『緑』 8番
『山』 3番 ← 『緑』 7番
『山』 4番 ← 『緑』 4番
『山』 5番 ← 『緑』 5番
『山』 6番 ← 『緑』 10番【現在の歌詞との対比】
現1番 ← 『山』1番 /「さんすいけむる」←「さんすいけぶる」
現2番 ← 『山』2番 /「月光(つきあか)り」←「風光る」
「明くる夜や」←「夜が明ける」
「見よ燦然の暁を」←「ああ悠久の大地球」(「燦然」は原3番から)
「涙ぞしむる大自然」←「自転の音のひびくかな」
現3番 ← 『山』3番 /「カシオペイアの大星座」←原4番より
「オリンピイアに」←「オリンピアに」
「スポーツの花絢爛と」←「スポーツの花燦然と」
「勇士の胸に」←「緑の胸に」
「ああ情熱の月桂冠」←「揚げ体育の熱の道」
現4番 ← 『緑園歌』2番 /「万里をゆくの」←「SIIBの」
(なし) ← 『山』4番
(なし) ← 『山』5番
(なし) ← 『山』6番