〜 歌よ、安らかに眠れよ 〜
みなさんもたぶんご存じの あの某教団。
家に子供連れでまわってきては 「聖書からの良いたよりを......」 とか言い出す彼ら。私も幼い時分、母親に連れられてこの教団の集会場 (O国会館。あ、そのまんまやんけ) に通ったものでした。
結局 私は、流血の重罪を負った聖書の神を信じることができず、教団を離れました。
ころころ変わる教理、古文や英語の先生もビックリの直訳式聖書に嫌気が差した、という理由もあります。しかし、なんといっても、1984年 [昭和59年] に突如、彼ら独自の賛美歌のうち 12曲が
ポア、もとい、削除された経緯に非常な不透明さを感じたのです。ここに、その破門された 12曲を公開し、その鎮魂を行ないます。
1983年 [昭和58年] 夏の大会で、
「現在使っている賛美歌集に、一部信者の作品でない曲が混じっていた。目下、新しい賛美歌集を編纂中である。」
との旨、発表あり。
(注: この教団では、1966年版以降の賛美歌集では、信者以外の作品を載せない方針を採っている。)翌 1984年 [昭和59年] 、まず英語版の新賛美歌集がお目見え。日本語版は同年 11月に発行された。
新旧賛美歌集を比較した結果、12曲が削除されたことが判明。
後に教団の機関紙上で、
「信者があまり一般に知られていない曲を耳にし、後で歌を作る際にその曲をふと思い出し、自分が作曲したと錯覚したものと思われる」
との旨の釈明あり。しかし、元々何という曲だったのか/作者が誰だったのか は、全く明らかにされませんでした。
それに、17年間 (1966年 〜 1983年) も歌われていたのに、突如そんな事実が判明した、っていうのも妙な話ですね。
資料ページ
某教団賛美歌の歴史を野次馬する頁 2009.09.17 更新
↑ 1928年版・1944年版・1950年版歌集など、古い歌集の資料はこちらでどうぞ。
2番 「シオンよ、光を放て!」 2003.01.21 英詞 追加
3番 「王キリスト・イエスは呼ぶ」 2003.01.21 英詞 追加
17番 「信仰に強くあれ!」 2003.02.10 英詞 追加
40番 「暗き地にある良き望み」 2003.03.30 英詞 追加
50番 「エホバの属性」 2003.02.12 PDF楽譜 追加
......おお、なんの教団か、バレバレじゃ(爆笑)
54番 「エズラを忘れるな!」 2003.02.12 PDF楽譜 追加
60番 「わたしとわたしの家の者とは」 2003.02.15 PDF楽譜 追加
79番 「神のものは神に返しなさい!」 2003.02.16 PDF楽譜 追加
100番 「神の書 − 貴重なもの」 2003.02.15 PDF楽譜 追加
102番 「『神の家の山』で崇拝する」 2003.02.16 PDF楽譜 追加
114番 「シオンよ、覚めよ!」 2003.02.24 PDF楽譜 追加
116番 「クリスチャンの戦士」 2004.03.13 英詞 追加
ものみの塔聖書冊子協会発行、 『心の調べに合わせて歌う』 (Singing and Accompanying Yourselves with Music in Your Hearts) (旧邦題:『心に音楽をかなで・・・歌いつつ』 1966年英文初版、1968年邦文初版、1981(?)年邦文改版、現在絶版)
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著作権は、ものみの塔聖書冊子協会が有していたようですが、破門された歌の場合はどうなのでしょう?
そもそも、本当の作者名も公表されていません。
だれかがねじ込んでくるまで、公開を続けます。
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極貧 MIDI はピアノ Only。伴奏はほとんど元の楽譜そのままで作成しています。
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なお、私は現在、「ものみの塔」 とは一切関係ありません。母と妹二人(既婚)と弟は信者ですが......。いまさら彼女らを救い出すつもりもありません。